ノルウェーのブラックメタル、Mayhemのメンバーでありインナーサークルの主催者であるユーロニモスの自伝的映画。
Mayhemの名盤De mysteriis〜は持っているし、メンバー内で殺人、自殺、教会放火などの事件があることも知っていた。
今まで深掘りをしたことはなかったけど、とにかく恐ろしく狂った集団だという認識だった。
だけど思っていたのと違い、中心人物であるユーロニモスは”オレが考えた最恐の〜”みたいな類の理想像を語るだけの以外とそうでもない男。
ただ、そのユーロニモスのビジョンに感化された本当にヤバいやつが次々と事件を起こすという話だった。
実際にバンドメイトであり友達だったやつをあんなにサクサク刺し殺せるもんかね。
それぐらいインナーサークルは過激な集団だったのか。
デッドやユーロニモスに限らないけど、若くして亡くなった有能なアーティストが今も生きていたらどんな音楽を作っていたんだろうかと思うことが時々ある。