takanoひねもすのたり

天使が眠りにつくときのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

天使が眠りにつくとき(2018年製作の映画)
2.9
居眠り運転はやめましょう。

幼い娘エステラの誕生日、すっかり遅くなった夜道をできるだけ急いでいたヘルマン。しかし仕事で疲れていてちょっと気が緩んだ時、車に衝撃が。恐る恐る確認すると若い女性が血塗れで倒れていた。

ここからヘルマンの長い夜が始まる。
轢いちゃった娘グロリア。
グロリアの友達で居合わせた娘シルビアを車に乗せ病院を目指すが、物事は単純に運ばない。
特にシルビアがコカインをキメていたせいで、全く人の話を聞いてくれない。

登場人物の誰にも共感できず、お前らちょっと落ち着け、と終始突っ込みながら観てました。

何故こんなことになってしまったのか…大部分がシルビアの自業自得のような気がしないでもないです。
元はヘルマンが悪いんですが、更に事態を悪化させたのは彼女じゃないかなあ。
"天使"って誰がどこが天使なんだ…とタイトルに毒づきつつ結末を見守りました。

でも最後、何気に奥さんが計算高いですよね。