シネマ5454

最高の人生の見つけ方のシネマ5454のネタバレレビュー・内容・結末

最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

ごめんなさい。個人的に受け入れられないことが多過ぎする作品でした。
①吉永小百合のキャラ設定&演技に?
平凡な人設定なのに????どう見ても、浮世離れしてる人に感じる演技。もしくは美魔女というのかな、ウェディングドレスとか着ちゃうし。(ウェディングドレスも天海さんと2人で悪ふざけも込めて着るなら理解できたのに…。)話し方とかも、いつもの吉永さんで、絶対、普通さ、平凡さを感じない。平凡っていうのは、はじめの病院で井戸端会議している人を指すのでは。
②脚本それでいいの?
成熟した大人たちが、自分のやりたいこと見つけられない。→子供のやりたかったことをやってあげよう→自己実現につながる
???何でそーなるの?思い入れのある子供なら、果たせなかった夢を叶えてあげようってわかるけど…。本家の様に最後の自己実現を…でもいいし、今回の様に子供の夢を叶えよう、でも行けるのは行けたと思うけど、それらがどっちつかずで、結果???と感じた。
③エピソードそれぞれ薄っぺらい。&詰め込みすぎ。
家族ほっといて、いきなりアメリカ!?本家の様に孤独設定なら自由に動き回るのわかるけど…。ももクロパート、エキストラとか物凄いのに、あまり盛り上がらなかった、それでいい?ムロさんはがんばってたね。賀来さん、会社乗っ取り、それで終わり?てか、賀来さんはチャラいの?それとも仕事は出来る人なの?とか、天海さん、父親とそれで和解?過去に引きずってる思いそれで解決?駒木根、引きこもりそれで解消?満島さんは?前川清は?
ぜーんぶ???
吉永小百合さんの偉業は理解しているし、彼女と仕事できたと泣いていた天海さんの気持ちもわかる。きっと満島ひかり(カナリヤで共演済み。カナリヤといえばこれも年齢設定どうなんだろう?仲村トオルとキスってのは、やっぱりなあ…)にとってもムロさんにとっても、駒木根くんにとっても、女優吉永小百合の仕事を見れたのは財産になるはず。
とは言え、これはどうだったんだろう?
吉永小百合はスターの中のスターだからこそ、あちらでいうクリントイーストウッドのような振る舞いを見せてほしいし、そういう環境、作品を周囲も整えてあげて欲しい。
悪口っぽくなってしまったけど、吉永小百合がこれで、アカデミー主演女優賞ノミネートって逆に失礼だと思う。もっとすごい人だと思う。このままだと陰で何言われるか分からない人になっちゃいそで、、、。本当にやるせなくなりました。
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