このレビューはネタバレを含みます
撮り方は下手だし、展開もモタつくけど、素材が異臭を放ってて面白かった。
異臭というか刺激臭だな。何か、スんゲェ臭い嗅がされちゃったな、って感じ。強烈すぎて、もはや雑記にしかならんわ。
当然のことながら、予備知識はない方がいいんだけど、逆にあったらあったで、コメディとして楽しめるかも。コメディじゃないけどさ。
ギレルモ臭というか手塚治虫臭というか、軽い「クライング・ゲーム」というか。軽くないか、全然。
友人夫妻の赤ちゃん、すり替わったままでエエのん? そこ、放置したまま自分だけ準ハッピーエンドって、何か釈然としないわ。
マイノリティは無条件で「善」という、左翼や日教組やスピルバーグ的な幼稚なエセヒューマニズムに陥らなかった点は好感が持てたけどね。
善悪のボーダーに種族や国籍は関係ないのさ。