このレビューはネタバレを含みます
、、、は、生えましたよ、、、!
驚愕!!!!!!!
犯罪を(言葉通り)嗅ぎ分ける事ができる主人公ティーナは、その能力を活かし税関職員として働いている。容姿の醜さと異質さからコンプレックスを抱いて孤独に生きてきた彼女が、謎の男ヴォーレに出会った事で巻き込まれていく事件、そして明らかになっていく自身にまつわる事実、、。
何てレビューしづらい作品。
まず、ティーナとヴォーレの容姿に戸惑い、設定に驚き、映像に衝撃を受け、展開に翻弄される。
呆気にとられっぱなしで、あっという間の110分。
↓特にネタバレ↓
自らの本性に忠実に、食べて、走って、性行為を行うティーナはようやく生きる喜びを味わう事ができた。しかし、それでも彼女は自分の正義感を捨てずに生きる道を選んだ。彼女には何も残らなかったのではない、やはりラストにも驚!
今日は思いつきで、新国立美術館で「独立展」を観た後に本作を観賞したんですが、いずれも個性の主張が半端なく、さすがに食い合わせが強すぎて、くたびれる1日でした。
ちょっとだけティーナのお父さんに同情してしまったんですけど、やはりそれだけティーナは悲しい過去を過ごして来たんでしょうかね。