先に感想を一言で言うならば
110分、圧倒された
これに尽きる。
税関職員のティーナは醜い容姿でありながら嗅覚によって羞恥や怒り、罪悪を嗅ぎ取ることができる。その特殊能力は高く評価され、警察の事件捜査の手助けをするほどであった。
ある日、一人の旅行客を税関で止めるのだが、その旅行客との出会いを機に、ティーナの出生や特殊能力の理由が徐々に明らかになっていく。
この映画をジャンル分けすることは難しい。ミステリーであり、サスペンスであり、SFであり、ドラマである。少なくとも鑑賞前に想像していたストーリーは全くもって裏切られ、とにかく終始ドキドキしながら鑑賞することとなった。
世界観含め、これまでに見たことがない映画でとても新鮮だった。