このレビューはネタバレを含みます
ダークファンタジー、、と言われれば確かにそう。
序盤、「羞恥の匂いがする」というなかなか聞かないセリフに、おっ!いいね!と乗り出したけど、実は主人公たちは、北欧といえば、というくらいにおなじみのトロールでした、という種明かし。
そこからは、人間とトロールはわかりあえるのか、とか、人間は嫌いだ、いや全員が悪い人じゃないよ!みたいな、鉄腕アトム時代からあるようなよくあるテーマの展開に。
やっぱり、わたしはファンタジーより、リアルな人間ドラマのほうが好きだなぁ、とあらためて自分の好みを再認識。この映画に出てる役者さん大変だなぁーと少々冷めた感じで見てしまった。
ヴォレが、フェリーから、手錠をかけられたまま、冷たい海に飛び込むシーンは「飢餓海峡」の三国蓮太郎ばりだな、と古い映画を思い出した。