スナフ菌

ボーダー 二つの世界のスナフ菌のネタバレレビュー・内容・結末

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

実写版ムーミンでした。
なんとも美しく幻想的で、かつ訴えてくるものがある作品。本当に素晴らしい。
主要人物?2人の姿は醜くいと思っていたが、映画が終わる頃にはその印象は180度変わっていた。あらゆる境界の中で息苦しそうに生きる主人公は自然に触れ合う瞬間にのみ心地良さを感じる。自然を美しく見せる描写が多く、スウェーデンの大自然に憧れを抱く自分がいた。ヴォーレの他人の目など気にするな的な生き方をすごくかっこいいし、見習いたい部分がある。
例のお色気シーンはそっちが攻めの方かい!と画面に思わず突っ込みたくなるほどだったが、あのシーンにも人間の境界線を越えて、人を愛し、圧倒的な開放感を味わう主人公ティナの動物的な交尾に少し感動すら覚えた。
スナフ菌

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