ボーダー 二つの世界の作品情報・感想・評価

上映館(8館)

「ボーダー 二つの世界」に投稿された感想・評価

デデ

デデの感想・評価

4.0
言葉を尽くしてあらすじ語ったとしても観てない人に理解させるのは難しいだろうなというくらい、鑑賞自体が面白い体験であった。
予想を裏切られるとかではなく場面ごとにジャンルが変わるような複合的作品。
4、5本の映画をミキサーにかけてから一気飲みしたみたいな感じ。
問いかけも多層的でついつい色々と考えずにはいられない〜。

もうとにかく観てもらいたい、面白いから!
映画の叙事、語り方によく親しんでいる人ほど手応えを感じられる映画ではないかと思う。
ぺしん

ぺしんの感想・評価

2.0

このレビューはネタバレを含みます

救急車がカッコいい映画

うーん合いませんでした
ファンタジーが過ぎる

登場人物の誰にも共感できないし、
それまでその世界で生きてきた感じがしない不自然さが際立った

謎の新生児が出てくると「イレイザーヘッド」がチラつく
先人を超えるトラウマ映画を作るのは至難の業ですな
平面

平面の感想・評価

3.5
北欧ダークファンタジーなめてた。
ワーム系が苦手なので半目のシーンもありましたが心が釘付け。

ティーナがとっても感情豊かでどんどん好きになっていきました。

練りきりみたいな赤ちゃんがすごく印象に残ってます。
紫式部

紫式部の感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

おぞましい、その一言に尽きる

その美しい北欧の背景に現れたサイア人としか捉えられない、異質のダークファンタジー(個人的にはファンタジーの部類に入れたくない)

神話の国、日本人からすれば、神への冒涜としか思えない😱

人間の悪の本質を嗅ぎ分けるティーナには醜見の後ろに純粋さが見えましたが、ヴォーレには見た目以上の醜さしか感じられず、気分が悪くなりそうでした。

神話の神は決して彼等を創らないであろう・・・

美しい森の中での二人の触れあいは、観ていて辛くなりました
kaito.m

kaito.mの感想・評価

-
表現に遠慮がなく、試されるような気になる作品。しっかり見たかったのに何度かうとうとしてしまったので評価は保留。
事前情報を余り入れずに鑑賞した為、当初主人公の女性税関職員が自身の特殊能力を駆使して難事件を解決していくミステリー物かと勘繰っていましたが、予想を遥か斜め上行くある意味大好物のなんじゃコリャ〜な作品でした。

鑑賞後に調べてみると原作者は『ぼくのエリ 200歳の少女』のヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストだということ、またギレルモ・デル・トロ監督が大絶賛しているとの事でこの作品の不思議な世界観の成り立ちに対してストンと腑に落ちました。

北欧神話やお伽話に登場する妖精の一種、トロールが今作を読み解くカギとなっていますが、トロールという名称自体は個人的にはあまり聞き覚えがありませんでした。しかし我々日本人には馴染みの深いムーミンの正式名称がムーミントロールだと聞いて俄然想像力も働きましたし、親近感も湧いてきました。(実際はトーベ・ヤンソンオリジナルの架空の生物なのだそうですが…)

善悪・美醜・性別・貧富・人種・宗教…ありとあらゆる"境界線"は我々の住む世界では常に存在しています。そして今作ではその"境界線"を描きつつ、この世界の根源である「生と死」の"境界線"の意味を、スウェーデンの寒々しい気候と雄大な自然を舞台として深く静かに描いているように感じました。
原作者は「僕のエリ 200歳の少女」のヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト。

この作者の他作品はよく知らないけど、異形の者の孤独と、おぞましくも美しい寓話的な世界観は好きだ。

物理的な臭いではなく、感情の臭いを嗅ぎ分ける嗅覚を持つ税関職員のティーナ。
その人並外れた嗅覚と醜い容貌、女性としての機能が失われている彼女は、強い孤独と疎外感に苛まれている。

ある日、彼女は自身と同じような外見の奇妙な旅行者ヴォーレと出会い惹かれ合うのだが…

うーむ。北欧の妖精って… ムーミン?
雄八e

雄八eの感想・評価

4.0
‪正直寝不足で所々眠ってしまったのだけれど、それでも胸に深く突き刺さった‬
‪もう一度万全な体調で観直したい‬

‪全く話を知らずに観に行ったのでかなり展開に驚いたが様々な意味を込めている良い邦題だと思う‬

‪マイノリティの尊厳を描いてるとも言える作品だと思うのだが、本作で特徴的だったのが、作中指摘されるように主人公が仕事、住居、人間関係他社会的に非常に満たされていること‬

‪それでも自分の存在への違和感を感じているというのがマイノリティを描いた映画としては特殊な位置にあると思う‬

‪社会的規範や人間性といったものを守って生きていくことと、本来の自己の性質、特異性と向き合って生きるということ‬

‪彼女の行動や選択そのものに共感や同調は出来ないものの、自分の居場所に違和感を感じている人ほど深く刺さる映画のように感じる‬
さかな

さかなの感想・評価

4.4
ヴォレに惹かれるティナだが真逆の選択をするティナは人一倍強く誰よりも優しいから。
この先、あの衝撃的な映像を超えるものはないんじゃないかというくらい衝撃をうけた。
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