なんだこれ、めちゃくちゃ面白れー。
といってもガンダムファン以外にとっては意味不明のストーリーなので、純粋に映画として高得点つけるのはためらわれるが、ガンダム物語としては90点くらい付けたいところ。すくなくとも「逆シャア」以降のガンダムとして最高傑作レベル。
序盤の、富野節でしゃべるウザい女キャラだけ我慢すれば、あとは怒涛のように見どころ満載。
フィリピンのダバオを舞台にしたのもリアル(ガンダムは昔から実在の地名を使うのがよい)。
MSの戦闘シークエンスも、ダバオの市街地戦から、終盤の空中戦まで、見たことない映像の連続。クスィーが大気圏外から落下しつつ初登場するシーンは興奮した。
難を言えば、クスィーとペーネロペーの見分けがつかない(画像検索でよくよく検討した結果、ペーネロペーのほうがかっこよくない?)ってことと、主題歌(劇中歌)が90年代のJロックみたいでダサいってことくらいだろうか。