松原慶太

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイの松原慶太のレビュー・感想・評価

3.9
なんだこれ、めちゃくちゃ面白れー。

といってもガンダムファン以外にとっては意味不明のストーリーなので、純粋に映画として高得点つけるのはためらわれるが、ガンダム物語としては90点くらい付けたいところ。すくなくとも「逆シャア」以降のガンダムとして最高傑作レベル。

序盤の、富野節でしゃべるウザい女キャラだけ我慢すれば、あとは怒涛のように見どころ満載。

フィリピンのダバオを舞台にしたのもリアル(ガンダムは昔から実在の地名を使うのがよい)。

MSの戦闘シークエンスも、ダバオの市街地戦から、終盤の空中戦まで、見たことない映像の連続。クスィーが大気圏外から落下しつつ初登場するシーンは興奮した。

難を言えば、クスィーとペーネロペーの見分けがつかない(画像検索でよくよく検討した結果、ペーネロペーのほうがかっこよくない?)ってことと、主題歌(劇中歌)が90年代のJロックみたいでダサいってことくらいだろうか。
松原慶太

松原慶太