あも

最後の審判のあものレビュー・感想・評価

最後の審判(2019年製作の映画)
4.5
ndjc2018
美大の受験戦争を描いたショートフィルム。
テンポの良さに、挑戦的な表現方法、斬新なテーマという、ショートならではの良さが前面に出ており、最高に楽しい。
監督が「少年漫画のような作品が作りたかった」とおっしゃっていて、まさにその通りな作品だと思った。

●お弁当のカツ→食卓シーン→戻ってお弁当のカツ
だったり、
●お絵描きが楽しくてにやり→新聞社でのつまらなそうな顔
だったりと、ショットの切り替えひとつひとつがセンスが良いだけでなくナレーティブな意味を持たせているのが伝わってきて、老若男女問わずすんなりと楽しめる作品に出来上がっているところは流石の監督の手腕だと感じる。
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