少林36房

よこがおの少林36房のレビュー・感想・評価

よこがお(2019年製作の映画)
3.6
私は舞台挨拶にあまり興味が無いのですが
唯一、深田晃司の舞台挨拶だけは
見たいと思う者です。
この人のコメントって好きなんですよね
ちゃんと自分の中に答えが在る上で発言するし
変に気取ってモノ言わないし。

インテリを気取っている奴や
インテリっぽい人はいっぱい居るけど、
本物のインテリって実は世の中に少ない。
その本物のインテリの一人だと思っています。
だから、この人の話は聞きたいんです。

2017年公開の“淵にたつ”の時、
初日舞台挨拶の最終回に行ったら
「最後なので」という事で観客からの
監督・出演者への質問が出来たので
「もしかしたら今回も?」と思い
都内舞台挨拶の最終回であった
有楽町角川シネマの12:30の回を
ピンポイント狙いで予約。
狙いが大当たり。
狙い通り「最後なので」という事で
登壇者への質問会が行われました♪
ちなみに私は質問してませんけど。

尚、舞台挨拶の登壇者は
深田晃司、筒井真理子、市川実日子の三名

で、作品の感想ですが
まず、何より監督の
「こんな筒井真理子が撮りたかった」感が強く
それに徹した作品という印象。

“淵にたつ”とかよりは、
見易い作品になっていました。
今回も色々、計算され作り込んでありましたが
“淵にたつ”などの他の作品よりも、
“この作品は作り込んでいますよ感”が薄く
その事も良かったです。

 結論、良かったです。

2019年7月に映画館で鑑賞。
少林36房

少林36房