とかげ

ミス・ブロディの青春のとかげのレビュー・感想・評価

ミス・ブロディの青春(1968年製作の映画)
3.7
自分が全能だと思い込むことの
愚かさや滑稽さを
もうすこし主人公に愛情を持って
描いて欲しかった。

硬質で高圧的な描き方の一本調子で、
窮屈な気分。
全体主義、個人主義の悪しき面を
それぞれ暴くのに成功しているけれど、
どちらへの哀れみや光も
感じられなかった。