現代の作画はここまで綺麗なのかと笑ってしまった。
メンヘラ気味の女の子がこの世全ての悪を飲み込んで暴走する物語。
原作への愛が感じられる丁寧で迫力のある作品だった。
原作をプレイした当時でさえ30時間かけても理解しきれなかったところはあったので、初見お断り要素があるのは仕方がないかもしれない。
せめて他のルートと出来るなら他の型月作品の知識が必要。
作品を通じてゲームのアニメ化として素晴らしいものであったのは違いないが、初めてFateに触れたのはもう12年も昔の話。今鑑賞すると、同じ作品ではあるけれど自分の中で観る感覚が変わってしまっていることに気がついて悲しくなった。
ともあれ非常に良く出来ていた3部作だった。どこかでセイバー分岐の「スパークスライナーハイ」を映像化してくれないかなあ。