このレビューはネタバレを含みます
女性監督だからかセックスシーンの多さの割には、いやらしさを感じなかった。 むしろ綺麗に仕上げられていたように思う。 夫婦愛がテーマで美しく作られていた。
高橋一生と蒼井優、ピエール瀧、渡辺えりと良いキャスティング。 でもここでは、きたろうが良かったな。
また、ラブドールについて知らない事ばかりで、とても面白かった。 私はこういうものは空気で膨らましているものだと思っていたから。 一応女性なので、実際に見た事もないし。
だけどどうしても腑に落ちない。 妻は何故ラブドールのモデルになった? ただ1体のみ夫のためのドールなら理解できる。 でもこれは夫以外の不特定多数の男性の玩具になるんだぞ。 そして夫は何故妻とそっくりのラブドールを売り物にした? この部分が全く理解できなかった。