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イン・ザ・ハイツのmanamiのレビュー・感想・評価

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)
4.5
ラテン系移民の住人たちが、皆それぞれの小さな夢を追いながら、苦しい事ばかりでもないけど楽しいことばかりでもない生活を送る話です。

多分ネタバレしてないとは思いますが、もしネタバレになったと感じる方がいらっしゃったらごめんなさい。

何がいいかって住民同士の関わり合い。大きな家族みたいにお互いを気にかけて過ごしているところ。きっと辛いことがあっても楽しめるのは「家族」が気にかけて励ましてくれて、何かあったら全力で助け合うからなんだろうなと思った。全てを人種を理由にする気もないけど、ラテン系って家族や周りの人を大切にする文化があるよなと。私にもこういう関係性の「家族」、いるかな、いない気がする。

好きだった部分は、色んな立場の色んなキャラクターに焦点が当たるところ。脚本も好きだし、曲とChoreographyも好き。個人的に微妙だったのは映像。上手く説明できないけど、ストーリーとミュージカルで既に充分目を引くのにちょっと情報量多すぎて疲れちゃったかもしれない。ワーナーさんの作品なのは承知の上で、ユニバの3Dアトラクションに乗ったような気分です。伝われ。

いずれしろこれから来る暑苦しい夏を楽しさと気合でぶっ飛ばすような映画です。ラテン系移民たちの住むワシントンハイツの住民になったような2時間23分が過ごせます。笑って泣いて疲れて寝ましょう!

関係ないけど前回WB試写室来てから2年半も経ってたらしい時間の流れが怖いです。
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