メリポピリターンズ観ただけで、リン=マニュエル・ミランダに絶対的信頼を置いてしまっている私ですが、期待通りに好きでした・・！
Take the A train、メリポピの煙突掃除人や2ペンスを鳩に、Westside storyのAmericaなどへのオマージュというか遊び心めっちゃいいな。
一緒に歌いたくなるミュージカルじゃなくて、一緒に踊りたくなるミュージカルは始めての体験！ラテンミュージックをミュージカルに持ち込んだことは革命なのだな。でもニーナとベニーのデュエットとかの伸びやかな感じはポップスっぽさもあるし、バランス👏🏻
ストーリーやドラマ性は目新しさがないから、万人ウケではない気がするけど、オマージュの嵐とラテンミュージックというので、もう私はトリコだ・・・！アブエラのような移民第一世代から、ソニーみたいなアメリカで育った現代っ子まで、多世代にわたる問題を描いてたのも◎
これほどまでに移民系アメリカンの製作陣で作り上げた大型作品は、少なくとも私は今まで観たことがなかったのだけれど、監督、原案の2人に加え、メインキャストに若手の新人たちを起用しているあたり、これからの映画界に期待が高まるし、未来は明るい！と思わせてもらえる映画だった。
原案、作詞作曲、舞台版では主演やっておきながら、映画版ではおちゃめなピラグア売りになっちゃう才能溢れる彼を私はこれからも信仰します・・・🙏🏻
