デパルマ

イン・ザ・ハイツのデパルマのレビュー・感想・評価

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)
2.5
ラテン系のみなさんが踊って歌うご機嫌さは良いけど、状況や背景を全部台詞と歌詞で説明しちゃうからドラマは薄っぺらいし、歌ってるだけでストーリーが全然進まないし、主人公が結局は何したいのかよく分からない。ウスナビとバネッサが喧嘩するの他の男と踊ってたじゃんってだけなのがしょうもなすぎる。もっと根本的なことで喧嘩しろよ何の障壁もないじゃん。あのダンスシーン丸々要らない。停電は何の意味があったの。お婆ちゃん死ぬの唐突すぎる。長老ばあやが死んで身軽になったから故郷に帰るだけに見える。それでもニーナが帰郷したコンプレックスを歌うシーンの、子供時代の回想が現実と地続きで展開される映画ならではの映像マジックはグッと来た。メリッサ・バレラ、レスリー・グレイスが超可愛かったし吹替も向こうの俳優と声の近い声優揃えてて違和感がないところは良かった。一般的に評価の高い「クレイジー・リッチ!」もあれだったしジョン・チュウが無理なのかもしれない。
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