ポカリ

ある船頭の話のポカリのレビュー・感想・評価

ある船頭の話(2019年製作の映画)
3.0
オダジョー監督作品っていうのと、虹郎目当てで鑑賞。タイトルの通り、大きな川の船渡しを担うことで、自らの生活だけでなく村の住人たちの生活を潤していた船頭が主役のお話。

大きな橋の建設が始まったせいで、船頭の役割が徐々に揺らいでいき、人々から軽んじられていく様を観ていると、時代背景は違えど、アナログからデジタルに様変わりしてどんどん雇用体型が変化していく現代社会に通ずるものがあった。

2時間半近く会話のやり取りだけ聞いてたら恐らく途中でダルくなったと思うけど、ロケ地の阿賀野川とその撮り方がとにかく美しくて、風景描写観てるだけでも心癒された。ラストの虹郎の扱いもナイス。笑
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