ある船頭の話の作品情報・感想・評価

上映館(11館)

「ある船頭の話」に投稿された感想・評価

映像は確かに美しかったけど、ちょっと鼻についたところもありました。
セリフも説明的なところが随所にあったのが、残念でした。

このレビューはネタバレを含みます

ある船頭の話
船頭

仕事なくなる
いる意味無い
新しいものできると古いもの消える
一緒にぶっ壊す?

風がなかったらいいのに
天狗
生まれ変わる
あの女は俺の身代わり
女が亡くした命を俺がもらうはずだった
人はなぜ生まれ変わる
人生をいくつも重ねないと成長できない
源三はなんで殺そうとした?
お前がいない方がいいんじゃないのか?
俺が世話してやるよ
何があった
俺はお前を責めるつもりはない
お前を責められるような人間じゃない

空がすごく綺麗で見惚れた。
川島鈴遥さんが美しすぎる。

映像に集中してるはずでもオダギリジョーの名前が頭を覆って、山場になるとそれが尚更。
どんどん撮ってくれ。
先ずは圧倒的映像美。映し出し方も、切り抜き方も只々美しいなぁと感服。そして音楽も作品に寄り添いながら綺麗だった。
平坦なお話のように思うけど、"作品の言わんとすること"は、思っていたよりも、わかりやすかった気がする。
合理性ばかりで良いのか、と鑑賞後も尚考えさせられている。

ちょっとしたファンタジー要素があり、その部分が妙に全体から浮き出ていたように思えて…それは少し勿体無いような………
水中の映像も…安臭くみえてしまって……

けれど作品の規模感からすると、総合的にとても優良な作品だと感じた
mako

makoの感想・評価

3.9
メジャー系とミニシアター系が渋滞して、と『蜜蜂と遠雷』のレビューに書きましたが、11日はミニシアター系を2本鑑賞。
週末、レビューを書く余裕がなくてやっと書けた😅 理由はのちほど。

オダギリジョー監督作品。
19日にオダギリジョーさんが来館されるのですが時間の都合がつかず行けません。見たかったな〜生で😢

前ふりが長くなりました、感想を。

内容はタイトルの通り、ある船頭の話。
とある川で、村と町を渡す船頭のトイチ(柄本明)。村の者からは渡し賃は取らず、町の人から渡し賃をもらう。
その川に橋をかける工事が始まる。

たゆたう川のようにゆったりした生活。
渡し舟で川を渡るのは、時間はかかるがそれも一興。来る日も来る日もトイチは舟を渡す。
良い客もいれば悪い客もいる。
村人から渡し賃の代わりに食べ物を分けてもらったり、たまに村人の源三(村上虹郎)が遊びに来て一緒にご飯を食べたりしてた。慎ましく生活していたトイチ。
そんなある日、川から流れてきた少女。
そして完成した橋。
橋が完成すると、ゆったりした生活から一変してなんだかせわしい生活に。
何故だろう、便利になり不便なときより時間の余裕はあるはずなのに、便利な世の中の方がせわしくなる。

そういう移ろいを川と自然と人との関係を通して描写する。
静かめな映画なのでこりゃ、寝るなと思ったら全然そんな事はなく引き込まれました。なんだかずっと見ていられるような気持ちになりました。
人によっては眠たくなるかもしれないが私は楽しめました♪
ちょっと分からないところもあったけど、なんとなくこんな感じかなと察しました。

何もない小屋で一人身のトイチ。
過去に何かあったのだろか、それは匂わす程度。
柄本明さんの船頭役がとにかく様になっていて、本当の船頭かと思うくらい素晴らしい演技。
源三役の村上虹郎さんは前半と終盤では本当に人が変わったかのようで驚いた。

オダギリジョーさん、今後も映画を撮るのかな。次作も観てみたい。
ラストの風景がとても綺麗でした✨



◆雑談
長男が9日から東京へ修学旅行に行きました。台風が来るけど大丈夫かしら、延期になるかなと思ったらそのまま決行。もし予定日に帰れなかったら一泊延長になるけど宿泊料金は発生しないらしいと長男から聞いてました。そして案の定、新幹線が止まり帰れなくなりました。ニュースでは台風の様子が報道され、それに重なり地震も発生。ダブルパンチだわと心配しましたがLINEで連絡を取り合え無事なようで安心はしましたがやはり顔が見えないと不安もあり。そしてやっと昨日無事帰宅。ホッとしました。
今回の台風で被災されたフィルマのお友達の皆さん、とても大変な状況だと思います。何もできなくて申し訳ないですが、復旧が一日でも早く進むように祈っています。身体に気をつけてお過ごしくださいね🍀


劇場鑑賞 #94
2019 #137
ken

kenの感想・評価

3.5
『ある船頭の話』鑑賞

村と町の間に流れる川で渡し船を営む老人の物語

不必要なものは自然淘汰されてく世の中と自然の摂理に従う老人
そのせめぎ合いと心の葛藤が見事に表現されていた

便利になり過ぎた現代を揶揄した作品に思った

物語の余白を感取するシンプルで奥深い映画でした
新宿武蔵野館
画がとりわけ水がおそろしく綺麗。
自然と文明、小舟と橋という対立の図式はわかりやすいけど時折妙な気分になる。
小舟も文明だから。
haomei

haomeiの感想・評価

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19/10/13 kino cinema横浜みなとみらい
amount

amountの感想・評価

4.0
テーマやメッセージがストレートで想像していたものより、とてもわかりやすかった。
風景の映像がすごく綺麗で、これも守らなくてはいけないものだと感じた。
普段は目を塞ぎたくなるような描写も、直視することができた。

海外のカメラマンに撮ってもらうことは、
日本人が見慣れて見過ごしてしまっているかもしれない美しさを残さず撮って欲しかったという話を聞いてなるほどと思った。

便利さの裏で消えていくもの、
これの話はその一部のストーリーだけど、
強く心に響いて残っている。
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