Qちゃん

ドミノ 復讐の咆哮のQちゃんのレビュー・感想・評価

ドミノ 復讐の咆哮(2019年製作の映画)
4.0
師匠ブライアン・デ・パルマ監督の8年ぶり新作!
久しぶりに観たデ・パルマ監督作品、映画チラシには「巨匠が世界に放つサスペンス・アクション最高傑作!」と書かれていて、気分盛り上がる。
また、2月14日(バレンタイン・デー)に師匠からのプレゼント。(映画館の入場者プレゼントとして、デ・パルマ監督の顔写真が入ったチョコレートプレゼントありました…笑)

この映画を観て「デ・パルマ師匠、高齢にも拘らず、デンマーク・ベルギー・オランダ・スペイン…と物語の舞台を次々と描いて、ロケが大変だったのでは…」と思う。
また、音楽がピノ・ドナッジオなので、『キャリー』・『殺しのドレス』・『パッション』などデ・パルマ監督のスリリングな映画には欠かせない音楽が流れてイイ感じ。美しいメロディをストリングス主体の編曲で演奏された流れるような映画音楽。
そして、「デ・パルマ・タッチ」という言葉もあるように、画面分割やスローモーションも健在だったのは嬉しい。

物語は、ある殺人犯に相棒刑事を殺されたデンマーク警官(ニコライ・コスター=ワルドー)が、同僚の警官と共に事件を捜査するうちに、まるで「ドミノ倒し」のように国際テロ組織(ISIS)との対立に巻き込まれていくサスペンス・アクションだった。

あまりネタバレせずに記載しようとすると難しいので詳細は割愛するが、確かに序盤は物凄くハラハラドキドキさせてくれて「お~、やはりサスペンス映画はこうでなくちゃ!」と思ったものの、国際テロ組織との対立になってくると少し風呂敷を広げ過ぎて収束させるのが難しい感じになっていたのはチョッピリ惜しい気がした。
でも、師匠の映画を観ることができて満足。無条件でパンフレットは購入。

デ・パルマ映画を初めて観たのは、学生時代の試写会『愛のメモリー』だったが、その時は「ヒッチコックに似ているなぁ~」と思ったぐらいだった。
名画座に通い始めて出会った映画『ファントム・オブ・パラダイス』&『キャリー』が私を映画好きにさせてくれた記念碑的存在。

(※注)この映画の評点は、個人的主観が入っています…(笑)