ちろる

小さい魔女とワルプルギスの夜のちろるのレビュー・感想・評価

3.7
まだまだ半人前の魔女が魔女のためのお祭りワルプルギスの夜に参加したくて魔女テストのために奮闘するお話。

北欧の児童文学らしい可愛い魔女のお伽話だが、ストーリーとしては捻りがなくてちょっとありきたり。
何故この半人前の魔女は森の中コミュニティもなく耽 単独で暮らしていたのか?相方のカラスとはどんな感じで出会ったのかといったヒロインの背景がもっと掘り下げられていたらより良かったかなと思います。

「ワルプルギスの夜」に参加してる醜い魔女もたちは人間たちに嫌がらせすることを生業にしていて、そんな憧れのコミュニティの価値観さえも知らなかったヒロインって一体誰に育ててもらったんだろ??
気になります。

物語の展開やオチに関しては期待以上なものはありませんが、幻想的かつ可愛らしい映像は見る価値あり!
ヒロインの魔女ファッションや、小さなおうちの魔女インテリアも含めてワクワクさせてもらえたので、細かいおしゃれな演出なんかを楽しむのにはおすすめの作品だと思います。
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