株式の高頻度取引に携わるヴィンセント(ジェシー・アイゼンバーグ)と従兄弟のアントン(アレクサンダー・スカルスガルド)が1ミリ秒(0.001秒)早い注文を可能とするために常軌を逸したプロジェクトを実行する話💻
その計画とはカンザス州にあるデータセンターからNY証券取引所までの約1600kmを光ファイバーで一直線に繋ぐというもの。
とにかく真っ直ぐに。少しも曲げることなく真っ直ぐに進む。ちょっとぐらいいいんやないと思うけど真っ直ぐに。魁!!男塾の直進行軍か！
もちろん障害はたくさんある。
ケーブルを通すため1万軒にも及ぶ土地の買収、資金繰り、物理的壁となる山脈、企業からの妨害。立ちはだかる様々な困難に加えてヴィンセントに待ち受けるある宣告。
無謀すぎじゃね(｡-_-｡)
ふと宇宙エレベーターを思い出した。
宇宙空間までエレベーターを伸ばすことで宇宙船を使うことなく低コストで物資を輸送できるんじゃねって構想。2050年頃には実現されるらしいけど、そんぐらいビックリの計画。
まっこちらは地上の話なのでまだ現実的だけど個人がするにはやっぱり無謀とも言える。
ジェバーグの早口は言わずもがなだけどスピード勝負の本作に合わせてより早かったんじゃないか🤣
そしてアレガルドの頭はどったの？🤣ハゲが過ぎる🦲作り込み半端ないです笑
ただただ0.001秒にかける思いは命懸けでありケーブルと同じく真っ直ぐ！私はこんな真っ直ぐな信念を持ってるだろうか。迷い道曲がり道ばかりの人生でちっとも真っ直ぐではないことに気づく😅
どういった顛末を迎えるかはご自身で確かめて欲しいが物語とは反対に最後スローで雨が降り注ぐ中、2人の背中はグッとくるものがあった✨ゆっくりと時間が流れる余韻の残る良いシーンだった。
実話です。
