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ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜のucandoitのレビュー・感想・評価

5.0
The help 2011 テイト・テイラー監督はチャドの「ジェイムス・ブラウン」の人ですね。

1960年代に至っても酷い人種差別が行われていたミシシッピー州ジャクソン。ジャーナリスト志望の勇気あるエマ・ストーンがメイドたちの境遇を知らしめる本を出版する話。

彼女も頑張ったが黒人メイドのヴィオラ・デイヴィスとオクタヴィア・スペンサーの毅然とした態度がかっこよかった。トイレの話はオクタヴィアの「ドリーム(Hidden figures)」でも有りました。

エマの母親で最後は彼女を応援するお母さんは「I Tonya」のクソ母だったアリソン・ジャネイ。ここでも存在感のある演技でした。

幼少期は母親代わりの乳母の愛情を受け慕っていた子供達が長じると差別主義者になる、というのは驚きですが悲しい現実だったんでしょうね。
ブリッジやチャリティに興じるそんなヤンママ達にムカつきます。その中でも徹底的に悪役のチョコパイのヒリー、しかしお母さんはとてもリベラルです。

白人ながらそんな彼女達に見下され仲間外れにされるのがジェシカ・チャスティン。育ちが良くない。しかし素晴らしく可愛い彼女がこの映画の華です。ジェシカは大好物!
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