この原作が世に出るまで大変だっただろうな…映画になってくれてありがとう!
この前観た「ドリーム」と同じ、黒人専用のトイレがある時代。
アメリカ南部の人種差別とジム・クロウ(人種分離法)を背景にメイドさんと作家志望のスキーターとの関係を描いた映画。
ユーモアもありつつ、嫌な奴は徹底して嫌な奴(ブライス・ダラス・ハワードね笑)というわかりやすさ。
メイドさんとの友情が芽生える関係性は見ていて幸せな気分になりました。
慈善活動には張り切るくせに人種差別は当たり前にするご夫婦ばかり…こんな人にはなりたくないですね〜。
そんな薄っぺらい人たちの中で、別問題を抱えていたジェシカ・チャステインは人間味があって可愛かったです。
大好きな名脇役オクタビア・スペンサー。ここでも良い役だった^_^
日本にいるとわからないけど、外国へ行ったら現代でも差別する人がいるわけで。昔の話だからと言って他人事には思えないお話でした。