世の中にお金があり、出版界にも力があり、デザインにとって良い時代。デザイナーが恵まれた時代だからこその仕事も多かったのではないか。いまの時代はなにかと「間(ま)」を許さないように思う。余裕がないのだ…
>>続きを読む予告編(シリアが舞台のドキュメンタリー)が衝撃的で、文芸の本の装幀について真剣になれる日本現代の豊かさを何度も思った。
銀座、東銀座の街並みはきれいだな。
「言葉は人間なんて相手にしちゃいない」…
昔、印刷ではなく、コピー紙を束ねた同人誌をやってて、装幀とは云えずも、持ち回りの表紙(勿論カバーも帯もなく、紙質は一定) では、タイトル・内容の呼込み、そして関連絵柄の選択・コラージュには…
>>続きを読む菊地信義の仕事の過程、現場を見せてもらえる千載一遇のチャンスだと思って観に行ったが、社会科見学のビデオのような仕上がりに見えた。もったいなさすぎる。もっと「本」というモノについて、形にすることについ…
>>続きを読む装幀者というひとがいることは何となく知っていたけど、その人たちがどういう考えで仕事しているのか、というのを垣間見れて満足。
こさえる、こしらえる、のところの話がとてもよかった。ものの外見も大事だけ…
普段、自分は大して気にしないことを、考えられないほどめちゃめちゃ気にしている人が世の中にはいる。そうやって社会は回っているから面白い。この作品を見て改めて、好きで好きでしょうがない何かを人生の中で見…
>>続きを読む【『デザイン』っていうのは『拵える』なんですよ】
非常に印象に残った言葉だ。
通常「デザイン」というのは、「設計」などと訳される。要するに「作る」ということだが、「作る」というのは、基本的には、…
フィルメックス前売券買ったのに上映行けず12月にシアターイメージフォーラムで。私も昔装幀してた事あったけど菊地信義さんの仕事はアート。「1万5千冊以上やってきても達成感がない」発言に仕事への尽きな…
>>続きを読む(C)2019「つつんで、ひらいて」製作委員会