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ゴーストバスターズ/アフターライフのKentaCのレビュー・感想・評価

3.8
家族3人で亡き祖父の家がある田舎町サマーヴィルに引っ越してきた少女フィービーが、封印が解かれ町を襲うゴーストたちを再び封印するため奔走する物語。

舞台をシリーズ恒例であるNYから鉱山に囲まれた田舎町にガラッと変えて少女を主人公に据えた新作は、
真新しさや新鮮さがありながら、ガワは違えど正当な続編としてしっかり『ゴーストバスターズ』の懐かしさも感じられる、非常にバランスの良い作品に仕上がっています。

少女の成長、親子の確執の雪溶け、仲間との再会、といった要素が、そこまでしっかり深掘りされるわけではないのにちゃんとまとまっていて面白いという、エンタメ映画として最後まで楽しく観れる映画になっていました。

可変式ギミックを搭載し、車外に座席ごと出れる車「ECTO-1」のゴーストとのカーチェイスシーンは、テーマパークのアトラクションとかにあったら最高な感じで、絵的に楽しかったです。

本作から観ても問題なく楽しめますが、1作目からの方がやはり積み重ねが活きて、より楽しめるかと思います。
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