このレビューはネタバレを含みます
要素に分けてレビューします。
ストーリー
これは微妙かなー。
憎たらしい家族が死んだのに復讐するのもストーリー上の矛盾。最初から2人がかなり親しくて肝心なシーンにイマイチ盛り上がりに欠ける。ベタなのは悪くないと思うけど、やはり案の定。最後のレオンが死んだ後もなんかあんのかなと思ったけどなかったなー。
演出
これはかなり良い。ストーリーの悪さをかなりサポートしてると思った。敵のボス(誰だっけ?)も知らぬ間に後ろにいたり(最後の場面もそうだっけ)、自宅が襲われている時、そのままレオンの家に向かったり、後でも言うけど、レオンのバトルシーンなどキャラを引き立てていた。
キャラクター・役づくり
主演の2人は素晴らしい。特にマチルダ役の子役は本当にやばかった。行動で性格が分かるなどの演出の良さもあるんだけど、やっぱり演じた2人が素晴らしい。
マチルダ
合図が嘘→賢い?
恋人と言ったり銃乱射→おかしな?
レオン
驚く時牛乳こぼす→かわいい?
自分の預金をマチルダへ→大切なのか?
サングラスを外すと性格変化→二面性?
怪しい人がマチルダに話しかける所を助ける→心配性?
などいろいろ想像してしまう。
だか、敵のボス(誰だっけ?)はなんかキャラクターとしてもモブだし、怖くもない。全然強そうじゃなかった。弱いんならマチルダに依頼受けた時殺せばよかったのに!ってちょっと思った。
否定的になりましたがかなり良い映画なのは間違いないです。やはり突っ込みどころは少しあると思います。敵のボス(誰だっけ?)も「ゴッドファーザー」や「ダークナイト」、「羊たちの沈黙」などの悪役を見慣れているせいで目に付いただけで普通の悪役としては問題ありません。
この作品はかなりキャラクターに魅せられます。