颯空

レオンの颯空のネタバレレビュー・内容・結末

レオン(1994年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

ゲイリー・オールドマンの怪演がとにかく凄いし怖いし本当に腹立つ。レオンのマチルダへの優しさは本当に好きだし、その優しさが切ない。マチルダと出会う前なら殺し屋として私情など厭わず切り捨てたと思うけど、最後レオンはマチルダの為に自分の身を犠牲にした。切なく残酷なストーリーだが、そこにあるのは涙が出るほどの優しさと、お互いを思いやる愛だ。初めてこれを観たのが暖かな春の午後だったからなのかはわからないけど、この作品を観たあとは、切なさと同時に、とても心が暖かくなる。ところで雇い主のトニーに関しては本当に謎が絶えない、どんなに考察を立てても、信じたいけど、最後の事件を引き起こした疑いだったりは晴れないのよね
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