嗚咽しそうになって鼻掴んでました。気づくと後半、館内からは鼻を啜る音が至るところから。あ〜、俺だけじゃない。そりゃそうか、と。
原作が好きで随分前から楽しみにしていた作品なんですが、、、辛いんです。
時代や年齢の設定は原作と映画でかなり変わってます。
精神病院で交差する人生。様々な事情を背負った人たち。そんな中で辛うじて得られた居場所だった、
はずなのに、、。
原作はミステリー要素が多いんですが、映画は人間ドラマ、そのぶん分かりやすい設定になってます。
今の場所から一歩踏み出す話。
鶴瓶は貫禄、綾野剛も相変わらずいい仕事してます、が、小松菜奈が飛び抜けてる。
「来る」でもびっくりしたけど、、。
内容が内容なので、手放しでお勧めできる作品ではありません。気のせいか、途中退席している人に何度か気づいた作品でした。
以前にも映画化された事があるようで、機会があればそちらも観てみようと思います。