アァーーーーーー

ミッション・トゥ・マーズのアァーーーーーーのレビュー・感想・評価

ミッション・トゥ・マーズ(2000年製作の映画)
3.3
2001年〜を下敷きにしながら、内容はインターステラーとゼログラビティとアビスを足して年取ったデパルマで割った印象。

なんつーか、
説明だけにシーケンスを置いた前半は確実にいらなかったと思うし、
明らかにカリスマ性のないジム役のゲリーシニーズが後半主人公になったり、唯一役者の中でパッとしてるティムロビンスは途中であっけなく死亡したり、
他場面においても全体的に俳優の弱さばかりが目立つ。

高校生の頃に宇宙の話をするのが好きで、
矢追純一や雑誌ムーなども通り越し、
ナスカの地上絵やピラミッド、モアイ像など、未だに解明されていない遺跡やオカルトなどに関して「すべては宇宙人が人間に教えた技術で、人間は進化すると地球における資源を食い潰し、宇宙に移民して進化して頭がデカくなり、黒目が大きく、手足指だけが異常に長い。という形態になるが、実験として手頃な惑星を見つけて生命を繁殖させ、自らも宇宙船に乗って知恵を授けに行く」
という仮説を未だに信じているほうなので、この映画のオチに関しては「成る程」とは思った次第だが、
映画としては全体的に常に雑さとチープさが拭えず、例えば何か一つのシーケンスの1場面を丁寧に間を持って描いていたら素晴らしい作品になったと思う。
アァーーーーーー

アァーーーーーー