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サバハのenのレビュー・感想・評価

サバハ(2019年製作の映画)
3.8
新興宗教を調査する牧師がターゲットにした宗教を調べれば調べるほど不可解な事実が浮き上がる。その一方で、少女を狙った連続殺人事件や、悪鬼とされて隔離された少女とその妹の存在が後々絡み合い次第に秘密が明らかになっていく話

『哭声/コクソン』を沸騰させるような禍々しいオープニングを皮切りにして、目を背けたくなるようなエグいオカルト展開に期待が高まる。その期待とは裏腹に、様々な宗教による思想に従う人々と散りばめられた謎が解き明かされて、一つの結末に収束されていく。宗教要素が多い話となると個人の解釈うんぬんで曖昧さを残してしまうことが多い気がする。しかし本作では謎を追う牧師の視点で展開が進められるがゆえに、話のモチーフが語られていたり、徐々に事実が明らかになる明瞭さが良いサスペンス作品へと昇華させていたな。