このレビューはネタバレを含みます
フィンランドの人気児童書の映画化第3弾。
シリーズを追っていれば、もはやお馴染みの家や家具のかわいさに否応なしに惹きつけられ、ファンタジーも盛り込んだ優しい世界とちょっと不思議な人物たちのほのぼのとした日常に癒される。
子供達をルールで縛る所長を「悪」としながらも、成敗する事なく平和的な解決へと導く辺りに彼女たちの成長と作品の本質を感じた。
1作目から3作目までの本国公開期間が3年なので、シリーズを通してオンネリとアンネリを演じた2人の成長の早さに驚かされると共に、本作で役を降りるそうなので少し寂しくもある。