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マイ・アーント・イン・サラエボのgenmaiのレビュー・感想・評価

4.0
同時上映『レフュジー532』
この後に上映されるから深まった。
スウェーデンで暮らすサラエボからの戦争難民である父親の故郷を訪ねたいと言い出した娘に、半ば強引に引っ張られる形で、父親は帰りたくなかった故郷サラエボに数十年ぶりに訪れることになり・・・
脚本・プロデューサーであるChina Åhlanderさんは、自身は移民ではないものの、両親がイタリア人からの移住者とスウェーデン人。なんとChina自身、イラク・シリア・アフガニスタンから5人の養子を迎え入れているとか。作り手の中にある問題意識と、発信者が重なっているから、ボールドで、ブレてなくて、熱量があるんだ、とも。ほんわか北欧映画ではない、強さがありました。
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