コロナ禍以来、初の劇場鑑賞!
行くの自粛してたので
久々過ぎて緊張した〜💦 笑
さて、本作の原作、
司馬遼太郎氏の小説は、
当時高校生だった自分の
愛読書でもあってボロボロに
なる程読んでました✨
土方歳三の
生き様・考え方に
魅了され、今もなお
バイブル的存在です⚡️
原作大大大ファンとしては
実写映画化はめちゃくちゃ
嬉しかったし、キャストも
どハマり❣️
でもあれほどの長尺物語が
たった2時間半でしかないことと、
予告を観た時からなんとなく
物足りなさを感じていたので
あまり期待し過ぎずに臨みました
・・・結果
うーーーん…
思ってた以上にハマれず残念…
やっぱ原作に思い入れが
強過ぎると受け入れられ
ないのかなーー⤵️
原作の良さがもっと出て
欲しかったー😞
それでいて、
原作を読んでいないと
人物名や時代背景や展開が
分かりづらいのではないか、
といった難解な作り…
いや、キャストはほんと
いいんですよ❣️岡田くんの
歳さんはジャストミートで
かっこよかったし😁
他のみなさんも適材適所✨
芝居も本当に素晴らしかった⭐️
岡田くん監修の元、
殺陣も迫力あって
見応えもありました‼️
キャスト・演技・殺陣に
関しては申し分ない✨
ただ・・・
この作品で語られる歳さんの
魅力が伝わってこず…😖
原作の『燃えよ剣』では
百姓時代から晩年にかけて
数多くの喧嘩や合戦・
討ち入りや戦争を通して
いかに歳さんが〝喧嘩師〟と
呼ばれるほどの〝喧嘩好き〟
であり、〝策士〟と呼ばれる
ほどの〝策略家〟であったか、
ということが丁寧に
描かれてました(..›ᴗ‹..)✨
戦略の緻密さは震えたし✨
近藤勇を長に据えた"組織づくり"
は、歳さんのはかりごとや
立ち回りのうまさを物語ってて
勇さんとの絆の深さが
成せる技だったと思います。
《副長》としての誇りと
こだわりを持ち、指揮力・
統率力は天性のもので、
《ナンバー2》という立場に
絶大な魅力を作ったのが
この人物であり
この物語でしたぁ✨✨
殿様のため、会津藩のため、
新選組のため、近藤勇のため…
そして自身の『剣』のために
"忠誠心"の強さは半端なかった❗️
その凄さをもっと感じたかった✨
尺が短いから、ってだけではない
"解釈違い?""思い入れの差?"
みたいな残念さも感じてしまって
これほんとに『燃えよ剣』
が原作???っていうほど
自分には合いませんでした。。。
帰宅後すぐに、原作を
(流し読み程度ですが)
読み返しております 笑
※以下、本作と原作のズレを羅列。
直接的ネタバレではありませんが、
気になる方は鑑賞後に❣️
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★まず『燃えよ剣』といえば、
僕の中では【七里研之助】❣️
この人無くして語れない‼️
・百姓時代からずっと続く
因縁の相手‼️本作では・・・
出てはいたけどおざなりで…💦
・しかも初対面時に
名乗りもしなければ
名前を呼ばれたり
聞かれたりすることもなく、
紹介ナレーションや
テロップがつく訳でもない…
・それなのに2度目にはもう
普通に呼び合っていて…💦
◉あれこそ原作未読の方には
誰?って感じになりそうで😞
個人的に重要人物なのにー(T_T)
●歳さんが初めて人を殺した
エピソードも原作とはだいぶ
違いあっさりしてました😞
●黒船来航の描写もカットかぁ…
●お雪のほかにもう1人の
ヒロイン〝佐絵さん〟♡
…全くもって出なかったですね😅
それは尺足らないから仕方ないか…
●総司と山南さんの関係性が
描き切れておらず、切腹の
介錯シーンが弱い…😱
●だんだら羽織の扱いも、
原作とは違う。。。
●【池田屋か料亭丹虎か】
池田屋騒動そのものだけでなく、
この2つの料亭への隊士配備にも
歳さんの緻密な戦略が光ってて
好きなとこなのに…😭
◉本作では最初から池田屋に
絞られてるし…💦
◉むしろ歳さんが決めあぐねてて
戦略迷ってるし…😨
そんなんじゃないもーん😤 笑
●本作の大好きなキャラ
『山崎丞(やまざきすすむ)』が
(僕のあまり好きではない)
ウーマンの村本が演じていて…💦
まさかの〝お笑い要因〟💦
ところが不覚にも面白くって、
これはこれで唯一の"アリ"でした🤣
●原作にて、後半の好きなキャラ、
歳さんの最後の小姓、
市村鉄之介が…ちょい役でした(T_T)
●今回本作を観て痛感しましたが、
やはり『燃えよ剣』は、
大河ドラマでやって欲しいな、
って思うほどのボリューミー
な物語ですね。。。
・・・やってくれないかなぁ😅
(三谷幸喜氏が大河ドラマ『新選組!』
やっちゃってるし、本作で映画化
しちゃったから、まず無理だな(T_T))