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窮鼠はチーズの夢を見るのfurahaのレビュー・感想・評価

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)
2.1
恋愛にもがき苦しみながら自分自身の気持ちを確認する「日常」を描いた恋愛映画。ゲイもストレートも同じ。登場人物の環境や心情の変化に伴って移り変わる空や、窓から差し込む日射し、雨、部屋の色、その映像がとても綺麗。試写後の行定勲監督のトークで「仕事のミスよりも恋愛でのちょっとしたミスの方が、死にたくなるくらいツラいし恥ずかしく感じるのって不思議だよね」というコメントが印象的だった。わかる!同性愛とか異性愛とか関係なく、純粋な恋愛映画として観て欲しい作品。ゲイカップルの日常が描かれる作品が邦画でももっと増えることで、無知な差別が無くなるといいな。
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