このレビューはネタバレを含みます
役者陣は体当たりの演技含めてすごくよかったけど
なんだかノれずにモヤモヤしてしまった
原作マンガはセリフが強く印象に残ったけど
映画は映像が主体で、セリフが印象に残らなかった
原作と比較して物足りなさを感じてしまった
原作の明るいコメディ要素も少なくなってて全体的に重苦しかった
大伴の内面がわかりにくかった
原作だとコメディタッチなこともあり、ある程度共感理解感情移入しながら楽しめたけど、
映画だと行動に対する理由が分かりにくくてちょっと途中で付いていけなくなった
大伴がイケメンで仕事できて性格マメでモテる人間であるってのは原作も映画も同じなのだけれど、
内面が読み取れるかどうかで、好きになったり嫌いになったりするなぁと思った
マンガだとセリフで登場人物の内面がドロドロに吐露されていたけど、
映画だと映像やライトの陰影、小道具から内面を解釈、推測していく形だったように感じた
私は、はっきり言葉にしてくれないとわかんないよ!ってタイプだし、そこまで恋愛経験ないので解釈、想像もしにくい苦手な映画だった
私は読解力低いので、シーンが暗転でブツ切りになって展開が急で理解や解釈が追い付かない傾向にあった
大伴の不倫相手はセリフで匂わすぐらいも良かったかなぁと思った
大伴と夏生は中の人がドラマーカップル
ラジオで聞いた話だと、大伴が読んでる小説は光文社の「太陽がいっぱい」だそうです