Kyasarin

窮鼠はチーズの夢を見るのKyasarinのネタバレレビュー・内容・結末

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

前情報無しで鑑賞。
いや〜、全く観る予定無かったんですよ、コレ。主演2人も興味無い状態で。何故観に行こうと思ったかと言うと、濡れ場がすごい!リアル!との声を見たから。それだけで、です(笑)あと行定勲監督の作品観たこと無かったからかな。てかそもそも最初、この映画、監督今泉監督と勘違いしてたし(笑)でも「愛がなんだ」と似ていた。愛がなんだよりは深かったけど。
先ずは大倉に拍手を送りたい。ジャニーズと言う枠組みで良くぞここまでやった!!とちゃんとした俳優さん、役者さんとして彼はやって行けるような気がした。あそこまで魅せる度胸とお芝居自体も複雑な表情など素晴らしかったです。そして、成田凌はこういう役しか来ないんじゃないかってくらいハマってたな。
久しぶりの再会でそんな偶然ある?しかも会って即ホテル行きます??不倫相手との関係や奥さんが別れたい理由とかもオイオイって感じ、女に流されやすくて悪気のないヤリチン代表(夫の性格分かって!不倫もすぐ気付くだろうにw)上司の内縁の妻の娘も無理矢理感あるしそこで上司急に死ぬんかーい!て展開に?なところあった(全部原作通りなのか?それとも尺が足りなかったのかな?)けど、それを上回る映画の芸術性、カメラワーク、インテリアコーディネート、細かいスタイリング、小物全てお洒落。良い意味で映画だなぁと思いました。後半の車で海、てのも監督があの画を撮りたかったんだろうな(笑)みたいなのは感じ取れたけども、美しい終わり方and色々考えさせられたり。特にBLも興味無い人間でも、男女関係の無い恋愛映画として観れたのでとても良かった。
冒頭の自転車からのお尻を写すところや女性の上目遣い、ベッドシーンのカメラワーク、4人の不穏な目配せ、元カノ先輩とのバトル、戸棚のところ、カーテン、区切りで暗くなるところ、好きです。

さて、肝心の濡れ場はなかなか攻めていてローション垂らして挿入するところとかとても良かったです。アフレコだからこそ感じ取れたリアルな息遣いやエロい音、そして何より男同志でも美しかったです。でも実際にはあんな美しいゲイカップル、居ないな。
好きだからこそ一緒になれない、という愛もあるんだなと。でも最後はまた戻って来ては離れての繰り返しではなれらんないのかな、と思いました。

あと、ひとりで観に行く事をオススメします。くれぐれも初デートとかたいして親しくない友達とかは絶対ダメです(笑)