Hiroki

窮鼠はチーズの夢を見るのHirokiのレビュー・感想・評価

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)
4.0
人間関係めんどくさいよ。こんなに人と人が近いのは俺はやっぱ無理だな。隔たっていたい。そういう意味では、結局誰とでもどこか心の距離がある大伴に共感できた。

成田凌が演じてた一途だけどストーカー気質の男本当に無理だった。正直1番苦手なタイプ。それでも成田凌が魅力的に演じてくれて、少しは寄り添いたくなった。世の中には彼みたいに誰かに強く依存してしまう人もいるってことは受け入れなければいけないんだなと。まあ、特別誰かに依存されたことないし、これからもない気がするけど。

ゲス極のドラマーのひと、演技よかった。

SEX描写が、AVですか???っていうくらい露骨で焦った。男と男のSEXしている様子をまざまざと見せられて、どんなにロマンチックなシチュエーションだろうと不快とさえ思ってしまう自分がいた。性的マイノリティに関する理解に関してだけど、生理的に無理と感じてしまう不快感はやっぱりあったろうし、これに関しては必ずしもすぐ克服しなきゃいけないものでもない気はする。

それにしても観客の9割がた若い女の子だったからびびったよね。
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