窮鼠はチーズの夢を見るのネタバレレビュー・内容・結末 - 5ページ目

上映館(46館)

「窮鼠はチーズの夢を見る」に投稿されたネタバレ・内容・結末

シンハーとカールスバーグの戦い…!
(思わず映画後にビール飲んだ笑)

少し肌寒い気温が伝わってくる、やけにトーキョーを感じさせる映画だった。
けっこう好き。
役者の熱量がすごい。
大倉くんてこんなに色気のある方だったなんて私知らなかったヨ〜。
人たらしの大伴がすごく似合ってた。

ただ、役者が良かったからこそもう少しストーリーを原作に忠実にして欲しかった。
原作の今ヶ瀬が居なくなった時、感情が溢れて会社で泣いてしまうあのシーンとても「愛」だなぁ、、と思って好きだったのに、何故ゲイバーで無理に自分が男が好きなんじゃなくて今ヶ瀬が好きだったんだって気づかせなければならない…。残念。とても残念。
そして今ヶ瀬と再会するシーンも、何故??今ヶ瀬がただのクズに見えちゃうじゃないか…
意外と大伴の方が執着してたりするのになぁ。
原作は完結してるから濁さずに2人が一緒に生きてく覚悟をするところまでやって欲しかった。
とても残念。

セックスシーンは総じて色っぽくて生々しくて良かったです。
大倉くんの恭一はクッッッッソ最低野郎なのに、優しくてずるくてとっても魅力的でした。最低だとわかるのにこんな人に惹かれてしまう…。

キスを拒んだくせに「早く帰っておいで」とか、生まれ年のワインを「来年もまたあげるから」とか、家賃もったいないからって「家引き払わないの?」とか、自分の発言が今ヶ瀬にとってどれだけ影響力があるか自覚してない。

たまきが椅子に座ったのを見て、おいでって自分の隣に呼んでさりげなく椅子からどかしたのも、恭一らしいやり方でずるいなぁって思った。

ラストも、縋るたまきを振って今ヶ瀬を待つって決めて、青いカーテンは外して灰皿を洗って机に置いて、今ヶ瀬の椅子に座って妙にすっきりした顔で今ヶ瀬を待っている姿は、
最初のクソ最低野郎からみると素敵な変化だし、本気で人を好きになって、心底惚れて、「男なんて」と言ってた恭一にとって今ヶ瀬が例外になったってことなんだけど、

灰皿大事にしてるのも今ヶ瀬を待ってるのも、今ヶ瀬知らないから!未練たらったらで振り切れてないくせに他の男と寝ようとして泣いてるから!
待つんじゃなくて今度は迎えにいってやれよ!!!!って思いました。



そんな大倉くんの最低野郎恭一も素晴らしかったけど、今作はなにより成田凌の今ヶ瀬がとっても素敵でした。

お寿司屋や大学時代など、恭一を見つめるあのうるうるした恋する瞳はもちろん、

誕生日プレゼントで奮発してくれた生まれ年のワインを、驚きながらも嬉しくて「これは開けない」って大事にワインを胸に抱く姿とか、当たり前のように来年の話をされた喜びと戸惑いが入り混じった表情とか、

「俺はお前選ぶわけにはいかないよ」って言われたときのショックを受けた横顔と、
必死で笑顔浮かべて物分かりの良い顔して「はい」って恭一に返事して、なつき先輩をお持ち帰りした恭一を見送りつつ、恭一の飲みかけのお酒を飲んだりするとこ(さりげなく今ヶ瀬の執着深さが出ててとても好き)とか、

初めて最後まで恭一を抱いて、達してから恭一に覆い被さったときの満足げな表情とか、

「あなたじゃダメだ」って思わず言っちゃって、「お前が言うならそうなんだろうな」「終わりにしよう」って言われたときの涙目で恭一を見つめる、傷ついたような縋るような、祈るような絶望したような表情とか、そのあと泣き崩れる痛々しい姿とか、

たまきと結婚する、って言われて「体の関係とかいらないから、そばにおいて」って必死に縋る表情とか、

なんかもう恭一を見つめる瞳表情の芝居が細かくてセリフなんかなくてもいろんな複雑な感情が伝わってくるから、もう観ていてしんどかった…。


あと濡れ場がめちゃくちゃ攻めてましたね。美しくてエロかった…。
たまきが帰ったあとの、今ヶ瀬が抱かれてるシーンはひたすらしんどくて切なかった。

明日彼女と別れる。一緒に暮らそう。
そう言われても信じられなくて逃げ出してしまう今ヶ瀬が、残していった灰皿をゴミ箱に捨てた今ヶ瀬が、悲しかった。



原作だと2人は結局結ばれたはずなので、あのラストはこれで終わり!?ってとてもしんどくなりました。

多分今ヶ瀬はもう恭一を諦めたりできないと思うので、いつの日かまたふらっと恭一の様子を観に行って、彼がひとりなことを知って、恭一の元へ戻ったりするんじゃないかなぁ…いや戻るかな?
戻ってほしい願望はあるけどバッタリ会っちゃはない限りもう恭一の前に姿は見せない気もする。ただ恭一がひとりってわかったらめちゃくちゃ動揺して恭一のまわりうろちょろするんだろうな。

ぜひ戻ってきた成田凌の今ヶ瀬が観てみたい…続編とか絶対ないだろうけど…。


メイン2人だけでなく、たまきちゃんとかなつき先輩とか女性陣も良かった。

あとから思い返してもんもんとして、もう一度観たくなってしまう映画でした。
全体的に性的描写が多くて官能的、刺激的だった!
結局どうなったかは描かない終わり方も良かった🥺

生まれ年のワインを貰って嬉しそうに抱きしめる渉が愛おしい、、😢🤍

「次はもっと情の深いタイプにしておけよ、お前をもっと愛してくれる」っていう恭一が嫌で
「あなたのタバコになりたかった」っていう渉が切なくてたまらなかったなあ、、。

ゲイのクラブ(?)に行って泣く恭一と
フラれて泣き崩れる渉。
どっちのシーンでもうるっと来た😢😢

LGBTだからこその壁、っていうのはもちろん描かれていたけれど、それ以上に報われない恋に悲しくなっちゃうし、ただただ愛がそこにあるから性別云々ではない切ない恋愛映画😢

今ケ瀬渉の醸し出す女性感が男同士の絡みを絶妙に男女の絡みっぽく見せるから、いわゆるゲイっていう雰囲気が少ない。BL映画と言うより単なる恋愛映画。またそれが良かった🥺

2020年215本目
原作過激派のためあしからず…

色々言いたい事はあるけど映画としては比較的綺麗に纏まってるんじゃなかろうか。飲み物で優位性を示す所や今ヶ瀬愛用の椅子に座ったたまきへの反応とか良かったし、ホモソーシャルなノリの乳首当てゲームとかかわいかった。
しかし原作が海底2万マイルとしたら映画は足が付くプール程度。勿論完全にマンガ通りの実写化はムリだし多少の変更は出るだろうけど許容範囲を超えてた。なんでラストああなっちゃったのか。原作の、薄氷の上を歩むがごとく危うい2人の希望と無情がない交ぜになったあの慈愛に満ちたエンドはどこ行っちゃったのか…。あのラストの今ヶ瀬のセリフがめちゃくちゃ良いのに…。ノンケとゲイという壁を何度も乗り越えてやっとたどり着いたあの結論が地獄の中で光ってたのに。リアリティを出したかったのか、オープンエンドと言えばそうなんだけど浅い。明らかに関係性の描写も足りてないしこの漫画の密度を130分では描けてない。
そして成田凌きらいじゃないけど今ヶ瀬は正直ちがう。なんであんな高円寺にいそうな文系大学生みたいになっちゃったのか。なんだあのエスニックな部屋。原作今ヶ瀬は大伴以上にイケメンで線の細い美形のイメージだったから、まだ大倉さんの方が今ヶ瀬のイメージに近い。今ヶ瀬はあんなださい英字Tシャツ着るタイプちゃうしメンヘラ感も全然足りない(いや映画だけみたら充分あったのかな) 大伴も初めからブラック大伴すぎて流され侍というより確信犯のクズになってた(カーテンdisとかどうした)
後輩がゲイで自分を好きという事への戸惑い描写が薄すぎたのも違和感。しかもこの映画では一切ゲイという言葉が出ない(気付いてないだけだったらすみません)。あえて使ってないんだと思うけど逆に不自然。大伴や夏生も一切それを口にしない。
言葉でのお互いの感情描写が少ない割に映像描写も薄すぎて、結局2人の気持ちの交差が見えず。圧倒的に言葉のコミュニケーションが足りない。肉体コミュニケーションもとりあえずセックスシーン入れとこうという感じで気持ちの近付きまでは見えてこない(受け攻め交代はあるけど)。でも主演2人の絡みはがんばってたな…ジャニーズあそこまでやってくれるのか…。
最初の今ヶ瀬のキスのしつこさはなるほど。舐めるようなキスはチーズをかじる鼠イメージなのかな。
また唐突に「オルフェ」を挟むが(著作権切れてるから使い勝手もいいんだろうな)、監督は自己犠牲のイメージが合うからと言ってたけどそれも謎。あんなの自己犠牲なんて綺麗なものじゃなくただの身勝手な愛で、だから良いのに。エゴ全開の人間らしい今ヶ瀬が愛しいのに。
海の回想挟む場所も唐突すぎて違和感。わざわざ回想として挿入しなくても車のシークエンスの流れのままでよかった。

つくづく監督との解釈違いがすごい。たぶん原作好きすぎて意見が偏っています。大伴は絶対あんなオシャレな部屋に住まない…
思ってた以上に濡場が多く、1回目は目のやりどころに困って集中して見れなかった…
目線や描写、細かいところまでこだわられて作られていると感じ、落ち着いてもう一度見たいと思う作品。

個人的には1人で見ることをお勧めします。
ギリギリ駆け込みで観ることができた。
原作のファンです。

大倉忠義さんの恭一がちゃんと恭一で驚いた。
なんて言うか、見た目、喋り方が原作に近い。
「流され侍」感もいいし、私服の感じとかもいい。

ただ、最後。
たまきと選んだカーテンを今ヶ瀬が「ダサい」って言った時に一緒に笑っていたのが、すごく嫌だった。
だって、少なくとも結婚しようとしていた彼女だよ?

その点にプンスカしながらも、久しぶりにパンフレットを購入したのだけれど、大倉くんは原作を読んだ上で「恭一は最低な男」って言ってるんですよね〜
彼女に「ごめん」って言ってるけどたいして悪いと思ってない、とかコメントしていて。
ちょっとそこが…原作ファンとしては…う〜ん。


成田凌さんの今ヶ瀬は、見た目がちょっとやだな…と思っていたけど、恋愛体質なところとか、夏希に対して勝ち誇る顔とか、甘え方とか、すごい今ヶ瀬だった!!
たまきに対してのタメ口の感じとか、もう!好き!


夏生もたまきも、原作のキャラに近かったなー。



あと、リバのシーンは、あれ、原作知らない人にとって突然すぎると思ったのだけれど、どうですか?(誰かと語り合いたい)

海のシーンも何の説明もないままで、別れ話した2人が何故海へ?!ってなりません?
原作だとちゃんと意味があるんですよ〜読んで欲しい。


ぐちぐち言ってるけど、原作好きとしても楽しめました。
あ、でも。
恭一と今ヶ瀬が幸せになる未来が観たかったな。
見る前に事前準備?はしたつもりでしたが…
ジャニーズなのによくジュリーさん許可したな?って思ってしまった^^;
アイドルにしては激しいシーンがありました

大倉くん演じる恭一
イケメンで爽やかで仕事が出来そうなんだけど…流されるまま取引先の女子と不倫関係
奥さんに怪しまれ探偵に調査されます

その探偵が成田凌演じる今ケ瀬
大学時代に恭一に恋していた人物
今ケ瀬が恭一に会いに行くところから物語が動いて行きます

恭一は流されるまま不倫関係を続け、でも妻と別れたくない何も決められない優柔不断な性格

今ケ瀬はそんな恭一が大好きで、でも人間的には許せなくて
そんな理屈では説明できない気持ちが表現されています

恭一も今ケ瀬の気持ちに答えてしまい~
ただ流されているだけなのか、ほんとに好きになっているのか?


最終的に恭一は誰を選ぶのか?
そんな単純な答えではないのだけれど…
好きになる事とはどーゆー事なのか?

同性とか異性とか関係なく好きとは?を考えさせられました

見た人はどんな感想を持つのかな?とも思った映画でした
大倉くんの渋みが良い!!!!!
そしてなんと言っても成ちゃんの役者魂に圧倒された、、。
彼は本当に、役者だなぁ。
この映画のすごいところ、絵面がただのイケメン二人〜!イェーイ!じゃないの。
むしろイケメンともてはやされる二人はそこにいなくて、クズな恭一と一途すぎる今ヶ瀬だった。

今ヶ瀬がサプライズでワインををもらったとき、
来年もまた同じの買うよって、
恭一に、そんな言葉言われたら、来年も一緒にいてくれるのかなって期待しちゃうじゃんね!!そんなの!!
恭一は、一貫して後先考えない言動をするから、だから簡単に今ヶ瀬にあんなこと言えるんだ、
今ヶ瀬があんな嬉しそうに泣きそうに動揺してるってのに、、!
いい大人って言ってる割にどっちつかずな行動してる恭一あんたに一番怒鳴り散らかしたいわ。
でも成ちゃん、あんな表情お芝居でできるなんてすごいなぁ。役作りの研究とか努力が画面から溢れるように伝わってきたよ、、。

私がこの作品の恋愛模様を見て、一番思うのは、あんまり綺麗じゃない。恭一がまーーーーだらしなくてむかつく。(外向きの顔が完璧だから余計に)
だけど、男性同士の恋愛を知らないから、"リアル"なんて口が裂けても言えないし、そんなわかったようなことは言えないけど、その証拠に私は泣きそうにはなっても涙は零れなかった。難しいなぁ。同じだよって思ったけど、わからない、今ヶ瀬の辛さが計り知れない。今ヶ瀬を何度も抱き締めたくなった。

全然甘くなかったなぁ。もっと甘々な感じかと思ってたから、こんなに苦いなんて思ってなかったよ、、。
ところどころで見えた今ヶ瀬の幸せそうな顔が、忘れられない。そして、傷ついた表情もそれ以上に忘れられない。
ビンタして膝から崩れ落ちるように泣いた今ヶ瀬、私がそばにいきたいけど、きっと何て声を掛けたらいいかわかんないし、何の役にも立たないんだろうな。
成田凌の乙女な演技に驚き、大倉忠義の流され侍っぷり少々イラッとしてしまう。そんな映画でした。

登場する4人の女性はそれぞれに魅力的。奥さんのエピソードには開いた口が塞がらない。
女性の描写は悪くないのですが、あんな流され侍によくもあれほど惚れ込んだものだなと思います。
恋愛関係がはじまりそうな時の視線のやり取りはリアルな感じがしました。

個人的に好きなのは大倉忠義演じる恭一が成田凌演じる今ヶ瀬の誕生日に生まれ年のワインをプレゼントし、あまりの喜びにワインが飲んでなくなるのがいやだと栓を抜けないと言う今ヶ瀬に向かって「来年もまた買えばいい」と何気なく返事をした恭一のそのひと言を噛みしめる今ヶ瀬の表情です。