このレビューはネタバレを含みます
フォードとフェラーリの一大バトル！みたいなタイトルだが、わりとそこは短い。どっちかっていうとフォード内のナワバリ争いみたいな話が多い。ル・マン24の終わり方もそれに引きずられた感じだったし。
ストーリーは定番通り、はみ出しものの二人が数々の難題を乗り越えて勝利を得るが、ヴィランの横槍で台無しにされ、しかし潔く再挑戦を誓うって話なんだが、一方の死で再挑戦はかなわず終わる、というほろ苦いエンディング。このケン・マイルズというレーサー、私はぜんぜん知らなかったのでまさか死ぬとは思わず、「えっ」てなりました…
個人的にはマイルズが700rpmの世界に入ったところでフェードアウト、みたいな終わり方が良かったなー。その後のシェルビーの話とかは蛇足だったと思います←偉そう。
ユベントスのファンとしてはフィアットのジャンニ・アニェッリが出てきたのがツボだった。あとアイアコッカをジョン・バーンサルが演じててびっくり。アイアコッカはのちにフォード二世にクビにされてライバル会社のクライスラーにいく。ちなみにクライスラーは今はフィアットと合併したw
