ルマン24時間耐久レースで当時絶対王者だったフェラーリに挑んだフォードの男たちを描いた実話を基にした作品
実車に拘ったというレースシーンはすごい迫力と臨場感で観ている自分も思わず力が入り熱くなった
フォード幹部との対立や主役の二人の友情などレース以外のドラマパートも見応えがあり二時間半の上映時間はあっという間。多少専門的な用語はでてくるものの車やレースの事を知らない人が観ても充分楽しめる娯楽作だと思う
役者陣ではクリスチャン・ベイルの演技が素晴らしくケン・マイルズという人物をとても魅力的に演じていた。アカデミー賞ノミネートは逃したようで残念だ
マット・デイモン演じるシェルビーがフェラーリのピットにナットを落とし慌てふためくフェラーリクルーを見て笑うという真剣勝負に水を差す悪ふざけシーンがなければもっと評価上げたんだけどな