ケンが前澤社長に似てたのは置いといてとてもかっこいい映画だった。レースしてるシーンが息を呑むほどのかっこよさで映画館で観て良かったと思う。3Dで観れたらもっと良かったかもしれない。
ストーリーが売りの映画では無いと思うのであまり多くは語らないが終始フォード社の屑さが目立っていて腹立たしい。
そしてなにより「フォードVSフェラーリ」という題名が納得いかない。VSフェラーリというがフェラーリと戦っていたのなんて長いストーリーのうちのほんの僅かな時間だ。ぜひ「シェルビーアメリカンVSフォード」という題名に変えてほしい。
相変わらずマットデイモンは演技が上手で、敵方に汚い手を使ってイタズラしたときの「やってやったぜ」って顔はクスリと笑ってしまった。
車についての詳しい話が結構出てくるので車好きならもっと楽しめるのかもしれない。車についての知識が全然ない私にとってはちんぷんかんぷんな会話も少なからずあった。物語を理解する上で支障はないので大丈夫だが。
ラストはフィクションなら最悪な終わり方だがノンフィクションだからこれまた悲しい。ラストは一気にテンションが下がった。