ジニョク

フォードvsフェラーリのジニョクのレビュー・感想・評価

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)
4.4
公開から1週間。
まだ1週間なのにタイムラインの賑わいようがすごい。
皆さんのレビューは回避して回避して〜
やっと観て来ました。

なんだろ、この気持ち。
観終わった後に感じた羨望にも似たこの気持ち。
「面白かったぁ〜!」だけではなくって。
うまく言葉にできないな💦


夢を追い求め実現に取り組む男たちの姿が素敵でした。
特にクリスチャン・ベイルのひたむきな姿、子供みたいに興奮してはしゃぐ姿にキュンキュン。
そうかと思えば、しっかりしたパパの顔になったりも。

クリスチャン・ベイルの作品はそこまでたくさん観てはいないけど、この人の演技は「取り憑かれてる」ような凄みがあると思うのです。

私の好きなシーン☆
クリスチャン・ベイルとマット・デイモンが子供みたいな取っ組み合いをするシーンがあるんだけど、そん時のクリスチャン・ベイルの格好ってば!
ちょっと猫背気味、グレーのトレーナーに青い短パン姿、紙の買い物袋を抱えてるところをマット・デイモンに呼び止められる。
そん時のベイルさん。
呆けたような顔で「アイス溶けるんだけど」にまたキュンキュン。笑


絶対王者フェラーリに挑む男たち。
それは速さに対する技術的な挑戦である前に、企業対企業のお話でもあって。
世間へのイメージを憂慮するのは致し方ないこと。
そのスーツ組で素晴らしく光っていたのがマーケティング担当のリー・アイアコッカ。
ジョン・バーンサルさんて俳優さんです。
この人、すごくイイ。
惚れました。

ところでル・マン24時間レースのスタートの仕方。
クルマに乗り込んでからのスタートじゃないのね!
自分のクルマまでよぉ〜いドン!で走って行って乗るのです。
レースってみんなそう?!
あとね、ワイスピみたくニトロは発動しないのね〜。笑

情熱のナイスガイを眺め、エンジン音に鳥肌を立て、レースの行方を固唾を飲んで見守る。
あっとゆう間の153分。

自分的に「1月」の大目玉作品を観終えてホッとしていますε-(´∀`; )


2020年劇場鑑賞5本目
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