「イタリア製だ」
絶対王者のフェラーリをル・マンで負かすべく、莫大な資金を投入しモータースポーツを始めたフォード。
唯一の米国人ル・マン優勝ドライバーと、破天荒なテストドライバーのタッグの運命は…
マット・デイモン×クリスチャン・ベイルのWキャストで送る実話。
フォードGT40といえば自動車史に残る名車ですが、詳しいエピソードはあんまり知りませんでした。
アマプラの「グランド・ツアー」でル・マンにまつわる顛末を知ったので、この映画化はすごく楽しみでした。
劇場の爆音でアメ車のV8サウンドが響き渡るのが気持ちいいのなんの。
走行シーンはクライマックスのル・マンはもちろんのこと非常に興奮しました。
おそらく脚色されまくってるでしょうが、大会社ならではのしがらみなど、ただ速く走るだけではないところに男たちの葛藤があり感情移入しやすかったです。
マット・デイモンが主役っぽいのですが、どちらかというとベイルが持っていく感じ。
ちょっと粗野な役もまたバッチリこなすのはさすがと言ったところ。
クルマ好きは単純に楽しめる映画でした。