1966年、ル・マン24時間耐久レースで、絶対王者フェラーリに挑んだフォードの実話。
売上不振に危機感を抱いたフォード・モーター社は、ル・マンの常勝で速くてオシャレで若者に人気のフェラーリ社を買収しようとするが、
「ダッセーんだよフォードはっ!アメリカから出んなカス!」
と、買収を断られ、怒り狂ったフォード社長は、レースで打倒フェラーリの使命を課す。
いや、自分は車関係は全く詳しくないし、ル・マンはじめカー・レースにも興味無いし見たこともあまり無い。
しかしながら、レースシーンではアドレナリンが放出しまくり、
クリスチャン・ベール演じる凄腕ドライバー マイルズがギア・チェンジする瞬間のカッコ良さに震え、
マイルズを見守るエンジニア シェルビー(マット・デイモン)の眼差しに痺れた。
それにしても、フォード2世のマヌケっぷりとか、フォード副社長のクズっぷりとか、遺族からクレーム付かなかったんかね?
敵は社内にアリ。
全社員が心を一つにして協力し合えば、困難も乗り越えられるかもしんないのに、
事件は会議室で起こってる上層部が、自身のプライドや手柄のために、現場で体張って頑張る社員の足を引っ張るのは、いつの時代も、万国共通ちうコトですかねー。