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フォードvsフェラーリのKaZuiのレビュー・感想・評価

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)
4.7
💬実話に基づく物語。アメリカの巨大自動車メーカーであるフォード・モーター・カンパニーはル・マン24時間レースでフェラーリを降して優勝することで会社をさらに成長させようとする。フォードが絶対王者であるフェラーリに勝つために雇ったのは、かつて、1959年のル・マン24時間レースで優勝した経験を持つ男、キャロル・シェルビー(演:マット・デイモン)。そして、彼の友人で最高のレーサーであるケン・マイルズ(演:クリスチャン・ベール)も加わり、最高の車の開発がスタートした。カーレースシーンもさることながら、ル・マンに至るまでの、フォード上層部との争いや開発過程での挫折、その克服なども面白い。レースシーン一辺倒ではないため、153分という時間を飽きることなく楽しむことが出来る。熱い男たちの熱い戦いであり、観ている側も多大なる興奮を味わうことが出来るだろう。また、マット・デイモン、クリスチャン・ベールという主演2人の演技力が素晴らしく、それに引っ張られるかのようにジョン・バーンサルをはじめとする出演者達の演技力も向上しており、作品全体の雰囲気や質が非常に高くなっている。

初鑑賞:2020年1月25日
鑑賞方法:映画館
(ユナイテッド・シネマ札幌
/IMAX2D字幕にて)
2020年20本目。
1月20本目。

🗣最高の映画体験でした。IMAX、大正解です!腹の奥まで響く車の轟音と大画面スクリーンが私を1966年のル・マンへ連れて行ってくれました。男たちの熱き戦いはどこか池井戸潤の小説を思わせる。こちらも最高に熱くなれます。

再鑑賞:2020年5月5日(2回目)
鑑賞方法:Blu-ray
2020年101本目。
5月9本目。

🗣Blu-rayを購入したので、家族で再鑑賞。にやにや率高めです。いや、もう本当に熱くて面白いです。
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