２日連続で映画館でまったりな贅沢な休日でしたー！
本作、マット・デイモンとクリスチャン・ベイルの豪華布陣に気にはなっていたものの、フォードやフェラーリとか社名は知っていても車に関する知識が全くないので、楽しめるか不安で見ようか迷っていましたが、とても評判が良いので久々のScreenXで堪能してきました。
いやー、見てよかった！めっちゃ面白かったです！
期待通り、マット・デイモンとクリスチャン・ベイルが最高にかっこ良かった！
シェルビーは自分ではもう叶えることの出来ない希望をケンに託し、彼なら出来ると信じている。
スポンサーなくして車は作れないし、レースに勝つために現場と上層部の間に立って奮闘しながら現場を守るシェルビーは、上層部からの意に反する指示でも受け入れる自分とは違い、ケンは真っ直ぐに純粋に車やレースに懸けていて、そんな彼に憧れている少年のようでした。
ケンもシェルビーに見たことない世界を見せてやる！と言わんばかりに、コースを走り抜ける。
そんな二人の間でしか理解しあえない信頼関係の中で、レースに人生を燃やし限界に挑んだこの軌跡に、胸が熱くなりました。
ラストのレースも画面越しにGがのしかかるような感覚で、大迫力の手に汗握る熱戦に大興奮でした！
信じてくれたシェルビーの立場を慮り、同時ゴールを選んだケンの決断を自分のことのように悔しがるシェルビーに、ケンが次は勝とうと笑いかけるシーンで、堪らなくなって涙がこみ上げてしまいました。
勝利は盗まれても成し遂げたものがあるから、レース後のケンの表情は晴れやかに見えました。
