このレビューはネタバレを含みます
フォードv.フェラーリという大企業メーカーのバトルにみせながら、その実、フォード対中小企業(または職人個人)という内情を描いているのが面白かった!
(序盤で、フォードを応援できる気がしないが面白いのか…と心配してしまったが、そんなしょうもない話ではなかった)
そもそも車やカーレースに興味がなくても手に汗握る展開が素晴らしい。
そして、ベイルはどうせ凄いんでしょ、と思ったら思った以上に良かったし、ヘンリーフォード2世がGT40に乗って涙するところ、エッツィオ・フェラーリがケンに敬意を示すところなど胸熱な見どころがいっぱい。
知らない世界をこうも素敵に伝えてもらえるってすごい。
映画の醍醐味だと思う。