フォードvsフェラーリの作品情報・感想・評価 - 2ページ目

上映館(365館)

「フォードvsフェラーリ」に投稿された感想・評価

IMAXすごい。
ほとんど話しの内容も知らない状態から見たので、最初は話についていったり、誰が誰なのかわからなかったが、途中からはあっという間に終わった作品だった。
それほどのめり込める作品だ。
男のパッションをかける熱い真話。
1つのことに対するこだわり。
感動。心を動かされました。
qc

qcの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

- タイトル詐欺
- 一瞬邦訳のせいかと思って原題確認したけど意図されてたのでやっぱり詐欺だった(詐欺は意図されて起こる)
- レース中の轟音はもちろん日常の細かな音に対してもこだわりが感じられていい。タイプライターの音とか、ダイヤル式の電話とか、イタリア製のストップウォッチとか、クラシックな音にもドキドキできる。
- フォード/アメリカvsフェラーリ/イタリアのチーム戦、っていう戦争を意識した下敷きが明らかにあって(冒頭ケンがドイツ人を罵ったり、ル・マンでは掲揚された国旗がよく映えたし、そもそも彼らは戦争の頃の話をよくする)、それでも最後は「アメリカらしい」個人主義と友情の話だった、と思いたい、しんどい
- 天才に孤高な天才らしさを望むのは凡人のわがまま
- しんどい映画はよい映画
7000rpmの世界に存在することを唯一許された人類、レーサー(=超人)のムービー。

マイルズがシェルビーからの夢の(しかも理想的な報酬まで得られる)オファーに迷い、自分だけで決断できなかったのは、その結末がレーサーとしての死以外にありえないことを予見していたからのように思う。最速となった男は(過去の自分自身と自分に追いつこうとする全てのレーサーたちより早い)更なる最速を目指し続けることとなり、その先に待ち受けるのは死だけだ。だからミュルサンヌ・ストレートでマイルズはシフトダウンしエンジンと自らの鼓動のrpmを下げ、自分のライフを少しばかりスローダウンしたのだろう。愛する者たちとの最後の時間を過ごすために、それはほんの僅かではあったが。

(エンドクレジットを見るまでもなく)クリスチャン・ベイルはケン・マイルズそのものであり、彼がスクリーン上で体現する全ての行動や感情は実際に彼の人生で起こったことの断片であるようにしかみえない。その意味でもベイルが現在最高のアクターのひとりであることは確かだし、サングラスをかけた表情の演技を極めたかのようなマット・デイモンもまた最高のアクターだった。脇のジョン・バーンサルもジョシュ・ルーカスも超良い顔だし、カトリーナ・バルフも超魅力的。何よりエンジン音とサウンドトラックのセッションが素晴らしすぎるので劇場で観るのは義務!
長い。フォードvsフェラーリ2まで見た気分。クリスチャンベイルははまり役。
ohassy

ohassyの感想・評価

3.5
車にほとんど興味が無く、出来るだけ運転は避けたいと思っている僕には、レースに賭ける人の心情は計りかねるけれど、何かを達成するために純粋に突き詰める行為には素直に感動するし、達成すること以外のこと(例えば危険とか)に無関心になる人には憧れもあるし、敵味方関係なく高次元でわかり合う人たちの関係性はもっと憧れる。
そういう意味で「RUSH プライドと友情」も、抜群に面白い映画であった。

本作はタイトルの通り、レース初心者のフォードが絶対王者フェラーリに挑むジャイアントキリングの物語ではあるけれど、後半に進むほど、主人公たちが本来味方であるはずの組織の都合と戦いながら勝利を目指す物語になっていく。
元々の目標は同じはずなのに、それぞれの立場により目的がずれることによる摩擦や生まれてくる障害は、実際仕事をしている中でもよく鉢合わせする。
クライアントや発注先との関係はもちろん、会社(チーム)内でも起こりうる。
例えば本作では分かりやすく悪役だった副社長の目的は、勝利した時自分がいかに存在感を出せているか、社長にアピール出来ているか、に目的が擦り変わることで目的がずれるのだけれど、そういうズレが言い争いになってしまったり、反目し合うことにつながったりする。

だいたいそういうのは些細な部分でやり合っているあることが多いので、そんな時は原点に立ち返って話し合うことが大事だ。
そもそもの目的ってなんだっけ?と。
巨大な権力に面と向かってはっきりとそれを伝えられるシェルビーは、プロのビジネスマンとして見習うべき部分は多い。
社長だって勝つことが唯一の目的だし、副社長だって存在感を発揮するにも勝利しなくては意味がないのだ。

本作はともかく主演2人のキャラクターがヒーローとして魅力的に描かれているけれど、描写はちょうどよく抑え気味で、観ていてすごく気持ちがいい。
隅から隅まで立派な人間というわけでもなく、思いやりに欠ける人あたりの悪さを欠点とも思わない、クリスチャン・ベイル扮するマイルズに、隣のフェラーリブースにちょっかいを出す、マット・デイモン扮するシェルビー(シェルビーに関しては結構悪いことしてるよなあ笑)。
2人のおじさんがじゃれ合いながらも目的を一つにする姿を、人間味あふれる演出と演技で描き出す。
ずっと見ていられるやつだ。

フォード上層部(主に副社長)とチームの間で立ち回る、シェルビーをスカウトしチームを作りのちにフォードの社長も務めるアイアコッカが、作品の中でとても重要なバイプレイとして存在する。
彼を通すことで会社と現場という関係性が明確になり、観るべき視点をしっかりと作られてるのだけれど、演じるジョン・バーンサルがまた良い演技をしている。
それらをまとめるジェームズ・マンゴールド監督は個人的に「コップランド」「17歳のカルテ」あたりではすごく評価が高かったのだけれど、「ウルヴァリン;SAMURAI」で全く信用できなくなってしまい、「LOGAN/ローガン」であっという間に戻ってきた。
本作も踏まえると、年齢をある程度重ねた男のドラマを撮らせることで痺れるような作品に仕上げてもらえるという印象だ。
ウルヴァリンみたいなのは、誰か他の人に任せておけばいい。

大きな見所の美術やレースは、極力CG処理を抑えたというセットと撮影が見事に60年代感を作り上げていて、自然に時代を飛び越える。
訓練を重ねた熟練のダンサーたちが一糸乱れぬパフォーマンスを披露するかのように、熟練のスタントによる実物性が本物のスピード感と迫力を生み出す。

マイルズの家族もとても魅力的に描かれていたけれど、あの奥さんは惚れてまうね。
カトリーナ・バルフという女優さんらしいけれど、今まで全く認識したことがなかった。
よかったです。
メイ

メイの感想・評価

4.0
<鑑賞前の期待>
フォードもフェラーリもあまり興味なし。
車のこともよく知らない。
予告見る限りたしかに良さそうな映画だけど、男臭そうだな〜。
でもクリスチャンベイルとマット・デイモンは必見だな〜。

<鑑賞後の感想>
観に行ってめちゃくちゃ良かったぁ!
かなり満足!爽快!

フォードとフェラーリ知らなくても大丈夫!男達が闘うカッコいい映画でした!

レースでの闘い、組織との闘い、駆け引きや思い切った交渉、にスカッとした!

レースシーンも本当に最高!

全体的に説明的でもなく、
感情や状況感じとれるようになってたから、すごくカッコいい映画。

共感ポイントは観る人によって色々ありそうで、そこもかっこいい映画だなって思った。




あと、私も観るのに入りやすかったポイントは、クリスチャンベイルの奥さん役の目線が丁寧に描かれていたこと。


そもそもモデル出身というカトリーナ・バルフ、めちゃくちゃスタイル良くて、品があって、同性としてもうっとりした!

女子的目線でもクリスチャンベイルの奥さんの行動や思いは、全てにおいてかなり共感!

・家計への不安と、夫の夢を尊重したい気持ちの葛藤。

・支えたいと思っているのに、何も話てくれない夫へのフラストレーションが限界に達した時のあの行動!スカッとする!

・男達のケンカを信じて眺める姿、については憧れるわ!あれはいい女しか出来んわ!笑


父と子の話もグっときた!
そんなところが、男臭いだけでなくて良かったところ。



で、やっぱクリスチャン・ベイルとマット・デイモン、やっぱ最高に良かったー!

あと、実話はお勉強にもなるー!
この機会にいろいろ調べます。


ただ、

タイトルのフェラーリとの”vs感”が想像と違っていた。打倒フェラーリだけど、幹部vs技術者って感じがした。

あと、描かれてない人物のことが少し気になった。


あと余談ですが、
IMAXシアターの隣の小さなシアターでの鑑賞でしたが、IMAXの振動って凄い伝わってきて、ちょっと気になっちゃったな。

<マイベスト鑑賞タイミング>
車が好きな人見たいけ行く
Ren

Renの感想・評価

4.1
2020年3本目。

激アツ!最高!
ウザいヤツらをスカッとさせる、めちゃくちゃ良く出来た原作・池井戸潤ドラマ。
つまり超絶かっこいい日曜劇場!
自分の腕一本で勝負する漢たちのプライドと友情が熱い。

大して車に興味がある訳じゃない自分だけど、脚本と演出の手堅さから物凄くのめり込めた。

すぐカッときちゃうマット・デイモンのキレ演技が最高だし、クリスチャン・ベイルも流石の一言!
24時間耐久レースの結末、そこでの彼らの表情に泣いた。
ジョン・バーンサル、ジョシュ・ルーカス(クソ野郎)といった脇役陣の助演も◎。
「ワンダー 君は太陽」で素晴らしかったノア・ジュプ君も、見事な息子っぷり。

映画館の大画面と、そして何より音響で鑑賞することを推奨。
エンジン音の唸りが腹の底から響いてくる大迫力のあの感覚は、映画館でこそ味わうべき!

めちゃくちゃかっこよくて、少し寂しい。
年の初めからいい映画を観れた。
ちかミ

ちかミの感想・評価

4.0
実にアメリカ映画らしいアメリカ映画を観たって感じ。

大衆車のフォードが、ル・マン耐久レースでフェラーリに挑む。限られた時間、背広組と確執、ポテンシャルでは一枚上のフェラーリなど数々のプレッシャーを7000rpmのGT40でブッ跳ばすという、痛快極まりない作品でした。

レースシーンの映像はド迫力だし、60年代後半の車のデザインも好き。フェラーリ社長のマニアックな佇まいも良かった。

時速100kmを越えた途端ビビるくらいなので、時速300kmでコーナーに向かう心境や、7000rpmの先にあるというレーサーズ・ハイ的な「ゾーン」は全く想像できません。

カーレースは、メーカーのイメージ戦略とエンジニアの意地の張り合いくらいしか意味を見いだせないけど、「一番速い車を作る」という単純にして困難な命題はやっぱり男のロマンなんでしょう。
タナカ

タナカの感想・評価

4.5
新作ラッシュで2週目で小さいスクリーンになってたけど、レイトショーでデカイスクリーンで観れた。期待してたけどそれ以上!
予告だと90日間でフォードが勝つかのような感じだけど当然そんなことはなく色々と話は盛り沢山。これは映画館で観るべき作品だね。あと4DXも行かねば。
アメリカンドリームですね。
その裏にはカーレーサーの熱い友情がある。

命をかけた戦いのカーレースの中で一秒を削る為に日々奮闘するメカニックとドライバー...。
男のロマンですね。

出てくる車もスタイリッシュで格好いい。

60年代、70年代の車は何故にあんなにカッコいいのか。

シェルビーのレーシングカーデザイナーとしての才能も素晴らしい。

ケンのドライバーとしての生き方もロマンがある。

全てがアメリカンドリーム。